「共通テスト」受験報告&数学講評

数学塾の「教えるなら実際に受けてみよう!」の方針のもと、

1月16日、17日に行われた共通テストを受験してきました。
今年はセンター試験から共通テストに名称が変わりましたが、大きな混乱もなく無事に終了してよかったです。

(一部不正行為があったようですが・・・)

 さて、メインの数学については、

 数1A  74点

 数2B  95点

でした。数1Aについては久々の試験(1年ぶりですが)、そして出題形式が大きく変わった単元ということもあったのか、
かなりの緊張、焦りがあり、ケアレスミスが続出しました。

解の公式の分母を2倍しわすれたり、余弦定理の分子で符号が逆になっていたりなど、共通テストの魔物にやられたという感じです。

これでこの1年の課題がみえてきたので、自分の頭の中をさらにブラシュアップしていこうと思います。

なお、数2Bについては、cosの合成のp<0のときの条件と、第1問最後の加法定理をまねたf(α―β)の展開です。
とくに後者のほうは完全に符号をミスしており、まだまだ修行足りずです。

今後高得点をとるには、これまでの勉強+αが必要だと感じました。ある程度のパターンはもちろん理解していなければいけなく、
さらに、一つ一つの公式、定理の意味、現象についても理解していないと問われていることがわからなくなる問題がありました。

数2Bについてはこれまで計算量だけのものが多かったですが、今回は誘導となっていて、
前半で具体的に、後半の設問でより一般的に・・というものが多く、
前半の時点でしっかりと解くこと、考えることがポイントです。

この経験を来年の受験生に伝えていきたいです。

 さて、気になる他の科目ですが、年齢からくる集中力不足を重なり、
物理で7割、ほか(地理、国語、英語、リスニング、化学)ともに5割程度でした。化学は暗記ものが多く苦戦です。

 教科書を中心とした勉強がより必要になってきたと感じました!

 では。

「数学塾」 塾長 松川文弥