授業について

 金融や経済学における数学は難しいように思われますが、基礎となるのは高校分野です。その中でも過去のデータから未来を予測するには微分・積分が有効活用されたり、将来価値から現在価値を計算するのに数列を用います。微積の基礎、意味を学ぶことによって、実務で使われる様々な式の意味が確認されます。また、エクセルなどのソフトを活用することで、業務の改善、思考の論理化が可能となります。
 さらに基礎数学を終えるとそこからは「ファイナンス」「経済学」「計量経済学」「統計学」etc.というとてもつもなく広く、深い世界が待っています。大学の初等数学を用い、時には物理的知識を用いて金融工学を学びます。私自身もまだテキストを見ながらですが、テキストに書かれている数式、導出過程、その意義については説明が可能です。 お手元にある参考書類で「数式」「グラフ」が多く、理解に悩んでいる方もご相談いただけましたら幸いです。導出過程、数式・グラフの意味を理解するだけで、より深い理解度が得られます。

【対象】金融工学・経済数学・統計学・統計検定を学ぼうとしている学生~社会人
【月謝】1か月 16,000円(通塾、スカイプともに)
【科目】数学[主に高校数学]、統計学(入門)、デリバティブ、債券、コーポレートファイナンス、計量経済学、マクロ・ミクロ経済学など数式に関わる計算分野すべて(必要に応じて教科書をご提供いただく場合があります)
【申込】メールまたは電話(0138-83-6088:函館教室)までご連絡・ご相談ください

サンプル授業

これまでの対応教科書

・コーポレートファイナンス上巻
 ・統計入門
 ・債券インベストメント
 ・ミクロ経済学
 ・マクロ経済学
 ・デリバティブ価格理論入門
 ・ファイナンシャルエンジニアリング
 ・証券投資
 ・計量経済学
 ・不動産経済学
 ・期間構造モデルと金利デリバティブ
 ・デリバティブとリアル・オプション
 ・ブラック・ショールズと確率微分方程式
 (備考) 今後学習内容は、さらに深めていく所存です

講義体験談

静岡県より日本橋教室へ受講    上杉様 

 全14回(1回:1時間)の講義で、一方的な講義形式ではなく、対話形式で行われました。講義の進捗度合いが、受講者の理解の度合いに合わせてくれて、理解に苦しむ箇所がある場合、その都度徹底した解説をしてくれて、無理なく受講ができました。

 講義の中で、使用した教科書は、私が選んだ書籍(デリバティブと確率過程)ですが、その書籍に対する松川先生の造詣の深さに何度も感心させられました。講義は、オプション・プライシング・モデルの大前提となる重要な箇所を、私自身が納得するまで何度も解説をしてくれました。終始抽象論の講義ではなく、具体的な数値例を挙げ、関数電卓を使って計算をする作業も一緒にやってくれました。

 使用した教科書に記載された図やグラフ、数値例等の内容については、親切で丁寧な解説がありました。理解を深めていくたびに充実感が沸いてきました。二項モデルの極限がブラック・ショールズ方程式に連なるという、私自身が何度も理解に苦しんだ、この一連の難解な方程式の導出過程を、それこそ松川先生はホワイトボードを使って、理解するまで丁寧にわかりやすく教えてくれました。

 13回目の講義が終了したときに、ホワイトボードが数式で埋めつくされましたが、このホワイトボードの内容が松川先生の講義のおかげで、無理なく理解できた時、私自身の目標が達成できた喜びに浸ることができました。最終講義は、教科書の演習問題をやって、ブラック・ショールズ方程式の理解を一層深くなりました。

 全体を振り返って、松川先生の講義の特徴は、複雑で難解な箇所に明快な焦点を当て簡素化して教える事、親切で丁寧な教え方である事、自宅で復習できる内容量である事(私自身も仕事をしていますが、復習が充分にできました。無理のない学習内容の分量でした。)などが挙げられます。

 私は、元来文科系出身でありましたので、最初は正直、不安な気持ちでいっぱいでした。
しかし、この講義で、永年の目標であった金融工学の核心部分を理解することができました。

                                                           H21,5,31  上杉

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